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新時代を担うIoTとは一体?何が可能になるの?現状は?課題は?今後の展望は?具体例と一緒に解説

2021年9月4日

IoT

最近は聞きなじみの多い言葉になってきたIoTについて、

今回はIoTとはどういうものなのか・何ができるのかということを具体例を交えながら説明していきたいと思います。

またIoTの現状と今後についても確認します。

IoTの定義

まずはIoTがどういうものなのか定義から確認いていきましょう。

定義

IoTとは、Internet of Things (直訳するとモノのインターネット)の略。

なるほどIoTはこの英語の略なんですね。何言ってんだコリャ( ゚Д゚)

もう少し分かりやすい日本語に直すと、「様々なモノがインターネットを介してつながるようにする技術や、それによるサービス」を意味するのがIoTということになります。

あるモノ単体ではなく、モノとモノ同士が関わっている状況ではIoTが絡んでいると見ていいですね。

関わるといっても、ネットワークを通じてサーバやクラウドを経由することによる情報共有がメインです。単に家庭用リモコンでテレビの電源をつけたりすることはIoTの範疇ではないということです。

ちなみに、IoTはiotでもIOTでもなく中のoだけ小文字なのが正式です。ofから来てますからね。

IoTの具体例

では定義に続いてIoTの具体例を確認しましょう。

IoTは、

  • モノの遠隔操作
  • モノの位置や状態の確認
  • モノ同士での情報共有

などを行うことができます。順を追って見ていきましょう。

モノの遠隔操作

単なる遠隔操作ではなくインターネットを介していることがミソです。

例えばスマートスピーカーによる家電の操作。

各種スマートスピーカーに「テレビをつけて!」「エアコンを〇〇℃にして!」などと指示すると、モノを遠隔で操作して指示を実行してくれます。

スマートスピーカーは、人間の指示を理解する段階でネットワークを通じた情報共有を行うのでIoTの一種ですね。

他にも例えばペットへの餌の量調整。

まず、後述するモノの状態の確認というIoTの機能によってペットの健康状態を把握します。

その後健康状態に対する適量を判断して自動でペットに餌やりをするというものになります。

モノの位置や状態の確認

さらには遠隔でモノの位置や状態をデータなどで把握できるのもIoTの特徴です。

例えばペットの状態把握。

ペットが飲んだ水の量やその日の運動量などをIoT対応の首輪などでデータ化し、
それをスマホなど遠隔で確認できるようにしたのがこれにあたります。

先ほど述べたようなペットへの餌の量調整はこうしたデータに基づいて行っています。

例えば道路の渋滞情報。

車を運転される方はカーナビや高速道路で渋滞情報を得た経験があることでしょう。

Google Mapなどはその方法を詳細にしていませんので分かりませんが、特に高速道路では
車の大きさや通過速度を計測するトラフィックカウンターが各所に設置されています。

それによって車の位置や状態を確認してデータを提供してくれているのです。

モノ同士での情報共有

モノ同士が情報共有を行うことでさらに効率的に機能させるなども今では当たり前のことです。

今までの例で触れたモノでもこの過程を踏んでいるモノもありますね。

中でもモノ同士の通信で機械の自動的な判断を補助するのに役立ちます。

例えば自動運転車。

信号機と通信して赤信号になる際に速度を落とす

渋滞情報を獲得して迂回路を選択する、などオートマチック化に貢献する内容になります。

IoTの現状と課題

今まで確認してきた具体例はすでに現場で活躍しているものもあります。

IoTは少しづつ普及していますがまだまだ輝ける分野・場所があります。

同時に、そうした分野や場所にもっと普及する上で解決すべき課題が多いことも事実です。

そこで現状におけるIoTの課題を一緒に見ていきましょう。

人材不足

IoTはモノ同士の関連を助けるものになります。

つまり、IoTの技術開発には相互のモノに対する知識は必要不可欠と言えるでしょう。

他にも情報処理系の知識も必要でIoTに関する優秀な人材は多くはないと言えそうです。

特に日本の大学などでは専門的な学習が基本ですからIoT開発に求められる人材が不足するのは仕方がないかもしれません。

セキュリティ

モノの情報共有や操作にネットワークを必要とするということは、今まで以上にインターネットのセキュリティ対策が大切になるということです。

IoTによって通信する機器が増加する分、情報漏洩やハッキングなどの被害に遭う可能性は上がりますからね。

さらに、IoTが普及すれば犯罪者視点でも「ネットワークにさえ介入すれば様々な分野での犯罪が可能になる」ということになるので

必然的にネットワーク関連へのサイバー攻撃が増えることも想定されます。

キャパシティ

ネットワーク関連の課題はサイバー攻撃などだけにはとどまらないのが現実です。

IoT普及で通信機器が増えること、機器の通信量が増えることでネットワークのキャパシティに高負荷が生じます。

これは今の中央集権型のシステム管理方法では特に問題であり

システムへの負荷を分散させて軽減する分散型も提唱されているのが現状です。

IoTの今後の展望

モノのインターネット

現在(2021年9月)、IoTは様々な製品で導入が進み間違いなく身近な存在になりつつあります。

そんなIoT導入による恩恵は具体例で触れたように多岐に渡ります。

しかし、現状としてはまだまだ課題がありそれを解決する技術も進出しています。5Gや共通規格がそれにあたります。

IoTと5Gについて

IoTは情報通信網ですから当然5Gとも関連性があります。

Wi-Fiが通じる場所では5Gの寄与はありませんが、それこそ高速道路の情報通信やスマホでの遠隔での家電操作などWi-Fiがない環境でのIoT使用機会が増えるほど5Gは今後話題に上がるでしょう。

5Gの特徴である高速大容量通信・低遅延・同時多数接続がIoTと相性がいいと言えます。

高速大容量通信は文字通り今までより多くの情報を素速く通信でき、
低遅延は情報伝達における速度的誤差を減らすため、リアルタイム性が必要な分野で輝くでしょう。

それこそ自動運転車などですね。

白線を少し超えたら路線変更する、渋滞情報を整理する、前後の車との間隔を保つなど

多くの情報を素早く整理する必要があるので5Gの恩恵を受けやすいでしょう。

総務省によると、2025年には5Gがモバイル回線の約20%を占めるとのことですが

それでは十分普及したとは言い難く、今後の5Gの普及に期待です。

共通規格Matter

IoTでも特にスマートホーム製品には共通の規格Matterを設けようとする動きもあります。

スマートホーム製品とは、具体例で触れたようなスマートスピーカーでの指示に対応できる電化製品の事です。

また、共通規格ができると我々製品のユーザーがラクになります。

現状ではスマートスピーカーにはAppleのSiri・AmazonのAlexa・GoogleのGoogle Homeなどがありますが

各社製品個別に対応する必要が、スマートホーム製品にはあります。

ところがこのMatterが対応することで各社製品に個別に対応する必要がなくなるので

ユーザーも製品選択や初期設定が今以上に簡単になると想定されています。

2021年9月現在、Matterによる製品規格統一は2022年までに製品の認定を開始できないことが明言されています。
これは当初の予定より遅れた形となっています。

ちなみに

スマートホーム製品が話題に上がりましたが、スマートスピーカー非対応製品を手軽に対応可能にする製品の説明をしたいと思います。

既存の電化製品がスマートスピーカー非対応でもIoTの波に対応できるという話です。

これはnature remoと呼ばれる新世代リモコンになります。

簡単に説明すると、

スマートスピーカーやスマホからのインターネットを介した指示を受け取って
赤外線通信に変換して各電化製品に指示を与える役割のリモコンです。

一般的な電化製品のリモコンは赤外線通信なのでnature remoを導入するだけでIoT対応可能ということです。

IoTの普及はもう少し先!?

今回の記事ではIoTについて見てきました。

現状でも私たちの生活を様々な場面で支えているIoTですが

人材不足やネットワークの課題解決、5Gの普及状況、共通規格Matterの認定延期などによって

そかはかとなく普及する時代はもう少し後になるかもしれませんね。

今後のIoTの動向に注目!!

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