インターネット

インターネット環境改善に役立つ有線LANとは?用途に合わせて各カテゴリを解説!

2021年10月5日

有線LAN

コロナ禍をきっかけにリモートワーク、リモート面接などが行われるようになり、1人で過ごす時間が増えてオンラインゲームなども盛んになりました。

こうした影響で、通信環境について考える機会も増えてきたのではないでしょうか?

そこで今回は、インターネット接続速度の基準について解説を挟んだのち
有線LANの各カテゴリを具体例とともに見ていきます!

快適な通信速度は?

どれぐらいの通信速度(bps)があれば快適なネットワーク環境になるのでしょうか?

用途ごとに分類するとおおよそ以下のようになります。

メールの受信128Kbps~1Mbps
Web閲覧1Mbps~10Mbps
動画視聴5Mbps~20Mbps
ビデオ会議(Zoom/グループ通話のみ)1.5Mbps
オンラインゲーム(Apex Legends)10~70Mbps

メールやWeb閲覧では画像の数、動画視聴では画質などの影響で通信速度は変化します。

YouTubeでの画質ごとの推奨速度は公式ヘルプの「インターネットの速度」より、
Zoomでの用途ごとの推奨速度は公式ヘルプセンターよりどうぞ!

このように、どんな目的でインターネットを使用するかで推奨通信速度が大きく変わってきます。

まずは皆様が必要とする通信速度がどの程度なのかを判断しておきましょう。

加えて、これらを複数台同時に行う際には通信速度に余裕が必要なことも意識しておきたいですね。

例えばスマホで動画視聴しつつパソコンでWeb閲覧する場合は、表の推奨値以上の通信速度を確保しておきたいということです!

実際に通信速度を調べてみよう

次に、目的の通信速度と皆様の現状の通信速度がどれぐらい異なるのか見ていきましょう。

自身のインターネット通信速度を調べる方法としては、fast.comのスピードテストが挙げられます。

下の画像のように、ダウンロード時の通信速度を自動で無料で表示してくれます。
ダウンロード時の速度というのは、メールの受信や動画視聴といったデータを受け取る際の通信速度の事です。

fast.comの画面

ただ、こうしたスピードテストは昼や夜といった時間帯などの影響を受けるのであくまでも目安であると割り切りましょう。

通常、通信は夜中に混みあうので昼の方が夜よりも通信速度は速くなります。

ちなみに画像は土日の深夜における私の数値ですが、これだけあれば十分ですね。複数人でネットを使っても重くなったりすることはめったにないですね。

有線LANはカテゴリで分けられる

それでは今のご自身の通信速度が判断できたところで本題に移りましょう。

これから紹介する有線LANによって通信をより高速、より安定、より安全にすることが期待できます。

そして有線LANはその性能に応じてカテゴリで分類されています。
自分の求める通信速度、性能と近しいカテゴリの有線LANをここで探していきましょう!

このカテゴリはCAT5・CAT6のように表記され、表のような性能になります。

カテゴリ名最大通信速度帯域幅
CAT5100Mbps100MHz
CAT5e1Gbps100MHz
CAT61Gbps250MHz
CAT6A10Gbps500MHz
CAT710Gbps600MHz
CAT7A10Gbps1000MHz
CAT840Gbps2000MHz

帯域幅という見慣れない単語が出てきましたが、この値が大きくなるほど一度に転送できるデータの量が増えて性能が良くなると考えていただいて大丈夫です。数字が大きいほど高性能ということですね。

表のように、カテゴリ名の数字が大きくなるほど高水準の性能であると判断できますね。

ただ最大通信速度とは文字通り最も速い通信環境下での通信速度ですので、実際に使用する際にはこの数字より小さくなることが想定されます。

ちなみに、コンセント側にも有線LANのカテゴリが記載されています。

以下の画像の場合は、CAT5e対応と分かりますね。このコンセントの場合はCAT5e以上の有線LANを用いることができます。

基本的に、コンセントに記されているカテゴリ以上の有線LANケーブルを使用しましょう。

CAT5

CAT5は最大通信速度100Mbps・帯域幅100MHzで性能としては低いです。

しかし、メールの送受信やWeb閲覧程度であればCAT5でも使えますね。このようなことを安定した・安全な環境で行いたい方には役立つでしょう。

何よりCAT5は低性能であるが故の低価格が最大の売りですが、おすすめはできません。

CAT5e

CAT5eは最大通信速度1Gbps・帯域幅100MHz でCAT5に比べて通信速度が速くなっています。

このレベルの通信速度があれば、動画視聴やビデオ会議でも大きな支障が出ることは少ないでしょう。(ルーターなど、他の原因がなければの話)

引用:https://www.elecom.co.jp

ちなみに、この最大通信速度は一般的な光回線と同等でよく使われる部類になります。光回線を利用している方にはこのCAT5eをおすすめできます。

CAT6と比較しても、最大通信速度は同じにもかかわらずより安価である点でCAT5eは広く普及しているカテゴリです。

つまり、普通に使う分には十分なスペックで値段も手ごろな部類なのがCAT5eです!

CAT6

CAT6は最大通信速度1Gbps・帯域幅250MHz でCAT5eに比べて帯域幅が広くとられています。

これにより1度で多くのデータを扱えるようになります。受け取る情報の種類が増えても対応しやすくなるということですね。

具体的には音声・テキスト・画像などの混在したWeb資料の閲覧の際に役立つと考えられるでしょう。

CAT6は、理論上CAT5eよりも通信速度に優れているカテゴリです!

CAT6A

CAT6Aは最大通信速度10Gbps・帯域幅500MHz でCAT6と比較して通信速度がかなり速くなっています。

この最大通信速度であれば、次世代式の光回線を用いる場合にもおすすめできます。光回線を用いるにあたって有線LANを検討している方は、このCAT6A以降のカテゴリから選ぶことを推奨します。

将来、一般的な光回線の最大通信速度が10Gbpsになった際にも幅が利く点がとても優秀です!

他にも、高画質・大容量の動画視聴などの際には役立つのがCAT6Aと言えるでしょう。

長い目で見るならば、CAT5やCAT6で性能が十分だった方々も検討する余地があるカテゴリです。いつか光回線などの利用も考えられる場合はCAT6Aがおすすめです。

CAT7

CAT7は最大通信速度10Gbps・帯域幅600MHz でこちらも最大通信速度がしっかり大台の10Gbpsに届いています。

しかし、CAT7はSTPという種類のケーブルしか2021年9月時点では販売されていません。STPケーブルは適切にアースしないと通信に不具合を起こしうるので通常はUTPと呼ばれる別の種類で十分なのですが…

引用:https://rog.asus.com

そんなSTPケーブルはUTPと比較してノイズ耐性が高い特徴があり、上記の画像のようなゲーミングLANケーブルとして最近需要が出てきているようです。

当然CAT7はCAT6Aよりも高性能でオンラインゲーマーにおすすめですが、ケーブルの問題から一般家庭向けとはいえません。

CAT7A

CAT7Aは最大通信速度10Gbps・帯域幅1000MHz でCAT6Aと同等の通信速度を持ちつつ帯域幅はその2倍となっています。

ただこちらもSTPケーブルしかないため一般家庭での使用はできないと考えてください。業務用、特に産業機械用のものになります。

逆に、CAT7Aは産業用として優れたカテゴリになります。

CAT8

CAT8は最大通信速度40Gbps・帯域幅2000MHzでここまでのカテゴリとは一線を画した性能になります。

こちらもSTPケーブルなので一般家庭にはおすすめできません。工事も大変ですからね。

その速すぎる通信速度と、STPケーブルの耐久性・ノイズ耐性からネットワークサーバなどの限定的な環境で輝くのがCAT8です

快適なネットワーク環境にするには?

インターネット環境を快適にする手段の1つ、有線LAN。そのカテゴリについて話してきました。

オンラインゲームなど負荷のかかる場合はCAT7以降を選択することも選択肢ですが、
一般的な使用用途であればCAT5eやCAT6Aなどでネット環境の改善が見込めます。

特に、CAT7以降はケーブルが特殊なために一般家庭での使用には向かないことを意識しましょう!

また、単に有線LANを導入するだけではネットワーク環境が改善しない可能性もあります。

本格的なネットワーク環境改善にはこちらの記事で触れているように様々な要因があります。

気になる方は是非チェックしてみてくださいね!

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